”Piper's Despair"とはよく言ったものです・・・
リードはイーリアンパイプスで最も重要な部分であると同時にパイパーを志すものにとって最大の障壁となります。しかもリードは楽器店では買えませんし共通の規格もありません。チャンターに合わせて作ってあげる必要があります。
近くにいつでもリードを作ったり調整してくれる人がいない限り、リード作りをする事もパイパーの不可欠なスキルだと考えています。リードの構造を理解する事で初めて怖がらずにリードに接する事が出来ますし、結果安定したコンディションで演奏を続ける事が出来るようになります。
また特に習い始めの時期に状態の良くないリードで練習を続けるのは最も避けるべき事です。
しかしリードメイキングは恐ろしく奥の深い、謎の多い、出口の見えない技術です。リードを作り始めたら楽器を練習する時間が無くなったなんて話も聞く位です。作らなくて済むならそうしたい、と本気で思ってしまいます。
パイパーがリード製作をすべきかどうかは色々議論があります。人によっては演奏とは異なる"different art"だといって手を出すべきではないという人もいます。 良いリードが手元にあってその幸せな状態がいつまでも続くならそれでも良いでしょう。しかし家を飛び出して人と演奏したり、人前で演奏するようになるとリードの調子が悪いなんていってられない場合もあります。
個人的には習い始めは高いお金を払ってもどうにかして良いリードを手に入れ(リードが良いか悪いかを判断してくれる先輩パイパーが近くにいて欲しいところです)、ある程度の演奏が出来るようになったらリード作りに取り組む、というのが良い道かと思います。
そんな事やってられないという方にはリード作製も請け負っています。チャンターをお預かりする事になりますがお困りの方はご連絡下さい。
※Alan Burton,Andy Fadenの両氏のアドバイスに感謝致します。両氏の親切なアドバイスのおかげで
何とかリードメイキングのコツがわかり始めて来たように思います。
チャンターリード用のSpanish Caneを在庫しています。Uilleann Pipes用に選別されたSpanis Caneです。Spnish Caneは概して固めですが今在庫しているものはミディアムハード程度の固さで使いやすいものです。サイズは外径23~25mm、長さは120mm以上でコンサートD用です。フラットピッチ、レギュレーター用の小さい径のものも若干ありますがこちらは別途ご相談下さい。
値段は1本200円です。スリップが5本取れます。
※Caneのソースは恐らくNPUと同じだと思います。値段はNPUよりは少し高いですが、アイルランドから
の送料を入れると安くなると思います。
※可能な限り真っ直ぐの物を選びますが本当に真っ直ぐなものは稀です。実際100本スペインから購入し
たとしても曲がっていて使えないものが半分、残った半分の内固すぎたり柔らかすぎたりでまた半分程
度が適さないといった状態です。
※国内のダブルリード専門店で売っているオーボエやファゴット用のケインは同じスパニッシュケインでも
非常に固いグレードのものでパイプスのリードには向きませんのでご注意下さい。